hajimari
イールドワーク

yieldingwithBee

"If the body has truly experienced ‘yielding’, that response may return again and again during nightly sleep, allowing the body to settle and decompress with regularity, giving a daily release and reset to stored internal tension."

Hiroyoshi Tahata
beforeYield

Before yielding

   
AfterYield

After yielding

The Art of Yield

 イールド・ワーク

すべての動きの元、イールド〜ゆだねる動き

安全な場が提供されると、身体は足場と相互作用して、自分を預けて、広がる動きを自動的に開始します。この反応はいわば反射的に起こり、修復が途中で止まったり、弛緩することを忘れて強ばったままの組織に対して、適切なトーン -張力をもたらします。すると、全体としてより連携が取りやすくなり、不活性化していた組織が、周囲とより関連性を持つようになると考えられます。
すべての発達段階の動きは、イールドがまず起こるところから、押す、引くなどの動きにつながるため、このイールドの質が、すべての動きに影響を与えます。
タッチの介在によってイールドは促進されますが、そのからだが周囲をどう認識しているか、という知覚もまた重要な鍵となっています。
このイールドを積極的にRolf Movementに取り入れ、Carol Agneessensと共に発展させた技法は、 The Art of Yieldと呼ばれています。

 "Tahata is a Certified Advanced Rolfer and Rolf Movement Instructor who came to Rolfing SI from a cellular-biology background. He uses the back side of his fingers, lightly resting on the client, to evoke an almost instantaneous, system-wide activation of motility. He also uses the back of his hands, under the body, to cue the client’s system to yield to gravity. If you ever have the opportunity to watch him work, the dance he leads between interoception and exteroception is exquisite."

- Certified Advanced Rolfer, Kathy McCornell 

イールドの意味

細胞にとっても重要な意味を持つ動き

 重力下で、拠り所に落ち着くという動きは、細胞にとって重要な意味を持っています。足場に接地できないと、細胞は自己解体の方向に進み、いくら栄養素が豊富に存在していても、生育はおろか生存することもできません。
この足場に依存するという性質は、正常な細胞の特徴の一つです。実際細胞の集合体である胎児は、子宮の内側に身を委ねながら成長していきます。生命にとって、物理的に足場に支えられることが生存と成長にとって重要ということです。
一方、足場を必要としない無限増殖能を獲得することが、細胞の癌化です。周囲との関係性を失い、秩序から逸脱した状態といえます。

 ワークによって、足場を介した動き、イールドを促すということは、秩序に向かうための方向付けになっているかもしれません。 イールドが促されると、圧縮されていた関節や内臓空間ににスペースが生まれます。
cellbehavior

The Art of Yieldについての記事

Rolf Instituteの機関誌に投稿した記事です。

2019年8月出版
下記はイールドについての最初の記事

The Art of Yieldについてのインタビュー記事

田畑のイールドワークの特徴

 イールド自体は、他の身体技法(例:Body-Mind Centring等)でも紹介されていますが、田畑のアプローチにおいて、変容の場を形成するためのプラクティショナーの知覚を含んでいるということが、他の技法と異なる、肝要な点です。

The Art of Yield approach is a derivation of ‘yield’ touch being taught in some Rolf Movement trainings. A key difference is that integral in Tahata’s approach is the ongoing inclusion of the practitioner ’s perception, which creates the field the work occurs in. For more information, see the article entitled “Yielding” in the June 2012 issue of Structural Integration. From that article: “Yield is the first developmental movement. Often misunderstood as a passive surrendering or a ‘doing nothing’, yielding is in fact an active coming into relationship and is the fundamental movement behavior underlying all others.”  

-Rolf Instiute機関誌Structual Integration編集主幹 Anne Hoff 

イールドワークについてのフィードバック

リサ・メイ・フェアマン, Rolf Institute Rolfing教員 

2017年Rolf Institute教員会議でデモセッションした後での感想:
 
共にセッションしたことは、私にとっては、数年前に体験した溺水事故によって、鈍く不明瞭になっていた身体と精神のつながりと在り方を取り戻す助けになりました。
もう一つシェアしたいのは、セッション前後で体験したことが、その溺水事故で経験した臨死、または死からの蘇生体験といっていいかもしれませんが、それに極めて似ているという点です。その体験は、つながっていて何かに属している感覚 - 肉体的、霊的、情動的で、深く、心の底からの’喜びと安らかな感覚’でした。溺れている間、どんなにもがいて足に絡まったロープから逃れようとしてもそれが無理だと分かった瞬間、私は清々しさを覚えました。自分を解き放ち、自由になり流動的になるのを感じました。それは素晴らしい体験でしたが、私が死にかけた溺水体験が、どうこのMA(間)を用いたロルフィングセッションと関連しているのかはわかりません。想像するに、様々な形をとるにせよ、本質的に深く満たされた喜びと安心を体験する時には共通する何かがあるのかもしれません。或いは、恐らくですが、私がMA(間)について、その性質、つまり一呼吸置くこと、空間、関係性、それらをちょうど理解しはじめる時なのかもしれないということなのかもしれません。
ヒロ、興味は尽きません。あなたのワークと重要な概念であるMA(間)をシェアしてくれてありがとう。 

メアリーボンド, Rolf Movement教員感じる力でからだが変わる: 新しい姿勢のルールの著者

2013年のアリゾナ州フェニックスでの教員セミナーにて、田畑がBond氏にイールドワークのデモを行った後で数回クラスを教えた感想として:
 私は、技術や一つの働きかけとしてではなく、イールドワークを提供した。それは、最大限にプレゼンスを保ち、一歩離れては見守り、静かに居心地よくいることで、何度も全体を捉え直すという探求である。 ほとんどの参加生は、このワークを進んで試み、自分とワーク自体にプレゼンスがさらに増す感覚がとても気に入ったようだった。

キャシー・マコーネル、アドバンストロルファー、ロルフムーブメントプラクティショナー  

2015年SantaCruzでのワークショップに参加した後:

 ロルフィングのプラクティスにおいて、私はマインドフルな状態でセッションを開始し、変容の場を創り出す意図と共に、セッションを通して、豊かなプレゼンスを維持する助けとなる”ある状態”に入ることを見出した。
私は自分の背後、特に"肚"に意識を持ち続ける限り、その場の中に"流れ"を呼び込むことができる。時はゆっくり流れ、直感が浮かび上がる。私が何かを成し遂げたいという考えが空間に入り込む前に、手は次にどこに行こうとしているかが分かるように感じる。呼吸、身体、すべて、とりわけクライアントの身体がより透過できるように感じる。"今に居ること"が優先され、頭でセッションを組み立てようとする思考は、後回しになる。
 クライアントからの感想は、とてもポジティブになった。統合がそれぞれ固有の出会いから生まれるものであるが、彼らは、私同様に軽いタッチがどんなに効果があるのかにとても驚く。長年通っているクライアントの一人は、それをこんな風に表現している。”キャシーがワークすることを少なくすればするほど、私はより感知することが多くなる。”  
私のプラクティスの本質は、新しい方向に進化している。今このワークは、自分とクライアント、そしてその関係性(場)によって活性化される第3の有機体と共に存在している。
 
Rolf Institute機関誌Structural Integration のインタビュー記事から抜粋
 
サンタクルーズでのクラスに参加してくれたロルファーLarenのコメント
 
今日、クラスの中で体験したヒロとの素晴らしいセッションに感謝してます。このワークショップに参加したことは、私の人生、そしてロルフィングの学びと存在の経験に対する関係性を永遠に変えることになるでしょう。このクラスを開催してくれたCarol Agneessensとヒロに深い感謝を感じています。将来、もっとクラスを開いてくれることを望んでいます。日本に行く方法も見つけないとね。

田畑のイールドワークの特徴

 イールド自体は、他の身体技法(例:Body-Mind Centring等)でも紹介されていますが、田畑のアプローチにおいて、変容の場を形成するためのプラクティショナーの知覚を含んでいるということが、他の技法と異なる、肝要な点です。

The Art of Yield approach is a derivation of ‘yield’ touch being taught in some Rolf Movement trainings. A key difference is that integral in Tahata’s approach is the ongoing inclusion of the practitioner ’s perception, which creates the field the work occurs in. For more information, see the article entitled “Yielding” in the June 2012 issue of Structural Integration. From that article: “Yield is the first developmental movement. Often misunderstood as a passive surrendering or a ‘doing nothing’, yielding is in fact an active coming into relationship and is the fundamental movement behavior underlying all others.”  

-Rolf Instiute機関誌Structual Integration編集主幹 Anne Hoff 

イールドワークについてのフィードバック

リサ・メイ・フェアマン, Rolf Institute Rolfing教員 

2017年Rolf Institute教員会議でデモセッションした後での感想:
 
共にセッションしたことは、私にとっては、数年前に体験した溺水事故によって、鈍く不明瞭になっていた身体と精神のつながりと在り方を取り戻す助けになりました。
もう一つシェアしたいのは、セッション前後で体験したことが、その溺水事故で経験した臨死、または死からの蘇生体験といっていいかもしれませんが、それに極めて似ているという点です。その体験は、つながっていて何かに属している感覚 - 肉体的、霊的、情動的で、深く、心の底からの’喜びと安らかな感覚’でした。溺れている間、どんなにもがいて足に絡まったロープから逃れようとしてもそれが無理だと分かった瞬間、私は清々しさを覚えました。自分を解き放ち、自由になり流動的になるのを感じました。それは素晴らしい体験でしたが、私が死にかけた溺水体験が、どうこのMA(間)を用いたロルフィングセッションと関連しているのかはわかりません。想像するに、様々な形をとるにせよ、本質的に深く満たされた喜びと安心を体験する時には共通する何かがあるのかもしれません。或いは、恐らくですが、私がMA(間)について、その性質、つまり一呼吸置くこと、空間、関係性、それらをちょうど理解しはじめる時なのかもしれないということなのかもしれません。
ヒロ、興味は尽きません。あなたのワークと重要な概念であるMA(間)をシェアしてくれてありがとう。 

メアリーボンド, Rolf Movement教員感じる力でからだが変わる: 新しい姿勢のルールの著者

2013年のアリゾナ州フェニックスでの教員セミナーにて、田畑がBond氏にイールドワークのデモを行った後で数回クラスを教えた感想として:
 私は、技術や一つの働きかけとしてではなく、イールドワークを提供した。それは、最大限にプレゼンスを保ち、一歩離れては見守り、静かに居心地よくいることで、何度も全体を捉え直すという探求である。 ほとんどの参加生は、このワークを進んで試み、自分とワーク自体にプレゼンスがさらに増す感覚がとても気に入ったようだった。

キャシー・マコーネル、アドバンストロルファー、ロルフムーブメントプラクティショナー  

2015年SantaCruzでのワークショップに参加した後:

 ロルフィングのプラクティスにおいて、私はマインドフルな状態でセッションを開始し、変容の場を創り出す意図と共に、セッションを通して、豊かなプレゼンスを維持する助けとなる”ある状態”に入ることを見出した。
私は自分の背後、特に"肚"に意識を持ち続ける限り、その場の中に"流れ"を呼び込むことができる。時はゆっくり流れ、直感が浮かび上がる。私が何かを成し遂げたいという考えが空間に入り込む前に、手は次にどこに行こうとしているかが分かるように感じる。呼吸、身体、すべて、とりわけクライアントの身体がより透過できるように感じる。"今に居ること"が優先され、頭でセッションを組み立てようとする思考は、後回しになる。
 クライアントからの感想は、とてもポジティブになった。統合がそれぞれ固有の出会いから生まれるものであるが、彼らは、私同様に軽いタッチがどんなに効果があるのかにとても驚く。長年通っているクライアントの一人は、それをこんな風に表現している。”キャシーがワークすることを少なくすればするほど、私はより感知することが多くなる。”  
私のプラクティスの本質は、新しい方向に進化している。今このワークは、自分とクライアント、そしてその関係性(場)によって活性化される第3の有機体と共に存在している。
 
Rolf Institute機関誌Structural Integration のインタビュー記事から抜粋
 
サンタクルーズでのクラスに参加してくれたロルファーLarenのコメント
 
今日、クラスの中で体験したヒロとの素晴らしいセッションに感謝してます。このワークショップに参加したことは、私の人生、そしてロルフィングの学びと存在の経験に対する関係性を永遠に変えることになるでしょう。このクラスを開催してくれたCarol Agneessensとヒロに深い感謝を感じています。将来、もっとクラスを開いてくれることを望んでいます。日本に行く方法も見つけないとね。

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